| 愛知池友の会平成17年度事業報告 |
当事業は独立行政法人水資源機構愛知用水総合事業部の許可を得て愛知池周辺で行うものであって、愛知用水施設の維持管理に支障を及ぼすことや池の貯留水の水質汚染や環境破壊に繋がる行為は許されない。そのため農薬と堆肥以外の肥料の使用は禁止されている。 最初の事業として花壇の造成に着手したが、今年は初年度であり予算が乏しく、手持ちの資器材もない状態で発足したので、十分な業績は上げられなかった。実際には会員手持ちの農具、草刈機、小型耕耘機などを持ち寄り、マンパワー不足を調整しながら花壇造りをした。花卉の種苗の購入費も限られているので、一部の購入品を除き、大部分は会員や近所の有志からの提供を受けて、徐々に花壇を広げて行った。 一般的に花壇用地の土壌は腐食質が乏しく、肥料分を欠き、硬粘土に石礫が混じり、そこにセイタカアワダチソウにススキやチガヤの根がはびこっているという最悪の条件であった。 草地15aに対する蕎麦及びひまわり畑の開墾には愛知牧場のご好意により大型トラクターが導入できたので、かろうじて畑地化することができた。 現地での作業時間は原則として11月からは毎週土曜日の朝9時〜12時、4月以降は毎週金曜日・土曜日の6時〜8時とし、それ以外の日や時間帯の作業は会員個人の都合により自由参加とした。 すべては素人集団による試行錯誤の繰り返しの1年であったが、それなりの成果は挙げられたし、地域住民からの評価も得られている。
◇平成17年7月13日: 東郷町 いこまい館に10名の発起人が集まり、第一回の発起人会を開き、友の会設立に向けた準備を開始した。 ◇7月31日:愛知池周辺の自然植物の観察会を行った。引き続き、尾三衛生組合東郷美化センターで、愛知池友の会の趣旨説明会を開き、会の運営や活動に関するアンケート調査をしたが、52名の参集者が得られた。 ◇8月6日:世話人5人で池の周回道路沿いに場所表示用のナンバー杭を打ち始める。 ◇8月24日:名古屋東山ロータリークラブの長谷川委員長から当会に対する支援の申し出を受け、同クラブ植栽の桜並木を管理することになり、その第一歩として、桜の下草刈を開始した。 ◇8月27日: 東郷町 町民会館で32名が出席して設立総会を開き、設立の経過及び趣旨、活動方針並びに規約、年度計画及び収支予算を決め、世話人の選定がなされた。 ◇9月17日:美化センターで愛知中央青年会議所と愛知池に関する合同セミナーを開いた。引き続いて、愛知池の敷地内で同青年会議所の記念植樹祭を実施した。
先に4月19日に国土緑化推進機構に対し平成18年度の「緑と水の森林基金」助成金を申請したが、9月1日に50万円の決定通知を受けた。これを起爆剤として各企業への賛助金の要請を行っているところである。
作業開始に先立ち水資源機構に事業計画案を提示して了解をとり、平成17年10月 21日に第1回の月例会を開き、当座の事業方針を決めた。 11月5に会員22名の参加を得て、最初の花壇作りにかかる。先ず予定地の草刈りを行い、耕耘機による試験開墾を行ったが、馬力不足で所期の成果は得られず。その跡を人力で掘り起こし、石拾い、草の根除去、畝立てをして花壇に仕上げる。 刈り取った草は軽トラックで搬出して、希望農家に受け取って貰ったが、刈り草の処理は容易ではなかった。 翌春用の草花としてチューリップ、パンジー、を植える。そのほか会員が持ち寄った水仙、あやめ、ジャーマンアイリスなどを植えたが、いずれも一応の成果はえられた。 花壇の縁には割り竹を組んで囲いとした。 堆肥以外の肥料の使用は許されないので、最初は付近の落ち葉を集めたが、 豊明市 から堆肥の提供を受けたので、それを使用した。平成18年5月からは水資源機構で作った堆肥を貰い受けて、花壇、蕎麦畑、桜並木に施した。 見晴台とそのアクセス及び蕎麦畑の草刈りを大々的に行った。 蕎麦畑用用地は愛知牧場のご好意で大型トラクターを入れて開墾し、その跡を耕耘機で耕した。石拾いと草の根(主としてチガヤとススキ)の除去を試みたが、人手不足で万全を期すことはできなかった。約15アールの畑に5kgの白花蕎麦を播いた。密生し過ぎて、その後の間引き作業や草取りに苦慮した。蕎麦の花は咲いたが、土地が悪いのと雑草が生え茂ったので決して満足する出来ではなく、結実もほとんどなかった。 夏の花として蕎麦以外にグラジオラス、百日草、ひまわり、コスモスを作ったが、ほどほどの成績は得られた。現地作業実績記録はこちらをクリック 最初の植樹としてハナミズキを植えた。しかし、地盤が悪く、最低限の対策として坪掘りをして、客土し、排水暗渠をいれたが、この先どのくらいの成長が見込めるかは疑問視される。そのほか会員が持ち寄った椿、紫陽花その他も小規模ながら植えることができた。 桜並木に対してはその下草刈り、堆肥いれをしたが、その効果は確認できなかった。また、桜の害虫駆除に薬剤が使えないので、手で捕殺を試みたが十分な効果は得られなかった。 夏蕎麦畑の跡地に秋蕎麦を作ることにし、東郷農協のトラクターに耕起を委託した。その跡の耕起に耕耘機をいれたが、雨天続きのため土壌水分が多くて効果が上がらなかった。また草の根取りも人手がなくて不十分であったが、秋蕎麦の場合は夏ほどの雑草は伸びないと思っている。今回は20%ほどの赤花蕎麦(高嶺ルビー)を播いたので、その成果に期待している。 この他、池の西北岸のつつじと雪柳の中の葛の蔓切りをしたが、蔓の除去は葛の成長に追いつくことができなかった。十分な蔓の駆除には少なくとも月に1度の蔓切りが必要かと思われる。
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